A Taste of Wharton MBA - ウォートン留学記

~商社、NPOからMBAへ。アラサー女子のウォートン留学生活ブログ~

受験準備- インタビュー編

成績証明書、テストスコア、レジュメとエッセー、そして推薦状の送付確認が済んで、やっと出願!

この日を終えると一気に力が抜ける。

 

そして、喜びも束の間、通知待ちという長い時間が始まる。。。

学校にもよるが約1ヵ月強の待ち時間、通知が来たかどうか周りの様子も気になりながらソワソワする日々。

 

ただ、結果を待ちながらもインタビューという第二次関門の用意をしなければならないのが現実。来るのかわからないinvitationを待ちながら準備するという微妙な時間がとても嫌だったのを覚えている。

 

私の場合、他に出願していた学校から早めにインタビュー案内が来たため、1対1の面接練習をしていたら、追ってウォートンからの通知をもらい、Team Based Discussion(TBD、ウォートン特有のグループインタビュー)の準備を始めた。

 

面接官と1対1の面接

  • 聞かれるであろうトピック(自己紹介、why MBA、リーダーシップ経験などなど)に対して、簡潔に(1分、長くて2分くらい)答えられる練習をした。
  • すでに日本に帰国していたため、エドのインタビューprepセッションを活用して、質問に対する答えを用意。そして、そこで知り合った受験仲間と一緒に模擬インタビューを何度か行った。渋谷の喫茶店で堂々と志望動機 in Englishを語る度胸がついた笑。フィードバックをもらうのも大事だが、面接官役をしてみて学びことも多かったのでBuddyを見つけて練習するのは有効だと思う。
  • 家では、PCで自分をビデオ撮影しての練習もちょっとやった。これも気づきが多いのでお勧め。

 

ウォートンのTBD

  • TBDへのinvitationをもらうくらいのタイミングで、お題も一緒に知らされる。
  • 6名1チーム。私は東京で受けたため、全員日本人だった。スロットが足りず海外で受けることになったり、日本在住の外国人と一緒になることもよくある様子。
  • TBDは、冒頭簡単な自己紹介をそれぞれしたのち、お題についてチームで議論して結論を出し、最後に簡単にプレゼンテーションを行うというもの。
  • ウォートンのアドミッション(アメリカ人の女性だった)が1名横で議論の様子を見ており、TBDの後にそれぞれ1対1で5-10分程度の簡単なインタビューが行われる。ちなみに、私の場合はあまり固いこと聞かれず、インドとソーシャルインパクトという共通関心の話題で終わった。
  • ウォートンはチームワーク、コラボレーションを非常に重視する学校。入学しても、ラーニングチームというまさに6名のチームで必修科目のグループワークを行う。そこできちんと貢献できる人かを見ているのだろうと思う。
  • 個人的に、仕事をチームで議論しながら進めていくことがとても多かったので、こういった環境は慣れていた。したがって、比較的冷静に全体を見れたので、チームでこぼれている部分を拾いに行った(時間管理や話していない人の巻き込み等)。逆に、気をつけたことは、自分のvalue propositionをはっきりさせる(NPOにいたので、ソーシャルインパクト系のエリアでは貢献できる、など)こと、ウォートンについて予習してから臨む(どんなClubがあるか、アラムナイがいるかなど)というところ。

 

 

今振り返ってみても、長い道のりだったと思う。

合格通知をもらった時は、喜びもさることながら安堵感とやっと終わったという力尽きた感が大きかった。

私はすべて2nd roundで出願していたため、すべての学校の結果がこのタイミングで分かった。不合格になったところもあり、心境的にもアップダウンある時期である。とはいえ細々とでも走り続けなければいけず、MBA受験はマラソンのようだった。

だが、独学でテスト準備をし、海外でエッセーを書いていた私にとって、インタビュー準備のプロセスは他の受験生と知り合えた貴重な機会でもあった。こういった仲間がいたことで走りきることができたのかもしれない。