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A Taste of Wharton MBA - ウォートン留学記

~商社、NPOからMBAへ。アラサー女子のウォートン留学生活ブログ~

ウォートンのリソース - U-Pennのカリキュラム

ウォートン生活も早くも1/4が過ぎ去り、1年目も後半戦に突入している。

 

最初のセメスター(1年が秋、春の2セメスターで構成される)は授業とソーシャル活動に慌ただしく、このブログも閑散としてしまった。

したがってMBA生活もろくに紹介できていないところだが、ややスキップをしてウォートンMBA外のリソースについて紹介してみたい。

 

私自身、私費でもあり1年制のヨーロッパのMBAとも迷ったが、カリキュラムの豊富さという理由もありウォートンを選択した。今になってそれは間違っていなかったと感じる。

 

ウォートン生は卒業に必要な19cu(credit unit=単位のこと)のうち4cuまでウォートン外のカリキュラムをとることができる。

そもそも、ウォートンはUniversity of Pennsylvania(Pennと略される)という総合私立大学の経営学大学院という位置づけであって、Pennはアメリカ東海岸名門校アイビーリーグに所属する有名校だ。全米でもトップの研究費を持つ医学研究や看護学をはじめとして工学、教養学部といった学部、そして法律学、教育学など幅広い大学院をもつ。

こういったバラエティに富むPennの授業にもアクセスできる(受講にあたり必修要件がある科目もあるが)のはウォートンが提供してくれる貴重なリソースの一つだ。

 

 ▼ここからどんな科目があるかを見てもらえる

 Academics | University of Pennsylvania

 

私はこの秋タームからPenn Design school, City PlanningのEconomic developmentの授業を受講している。トピック上ビジネスにも近いテーマなのだが、City planningの大学院生の視点を新鮮に感じることが多い。ウォートンにいると、企業側の目線や経済合理性の話になることが多いが、このクラスでは雇用創出や格差、コミュニティ創造という視点の発言/質問が多い。

前職の非営利組織では、新興国で貧困解決に取り組む団体との関りが多かったため、自分にとっては親近感がわく一方、MBAの環境に身を置くと企業にとっての経済合理性があるのか、競争原理は働くのかといったことも気になってしまう。

どちらが正しいというのではなく、どちらの視点も必要なのだと思えたことは一つの収穫かもしれない。

 

また、実はウォートンというと厳密にはundergrad(学部)とgraduate(=MBA,大学院)の2種類あり、科目によって、一方の学生のみor どちらも対象にしたクラスがある。

例えば、現在受講しているNations, Politics and Marketsというマクロ経済系の授業はどちらの学生でも受講できるクラスであり、undergrad, MBAさらにはLow schoolや交換留学生の学生がおり多様性が高い。授業自体、各国の経済成長と金融・財政政策、自由貿易、為替といったトピックを歴史ごと、そして地域ごとにみていくため、スペインやギリシャの財政状況、中国の為替政策、日本の金利政策、そしてまさにトランプ政権がリアルタイムで進めている貿易政策などを、スペイン人、中国人、そしてアメリカの財務省で働いていた学生がいる中で進めていくためダイナミックで興味深い。

 

私の周りでも、統計のクラスを受講してみたり、イスラム金融の授業に出てみたり、プログラミングの授業を受講したりとウォートン外のリソースを活用している人は多い。

選択肢が多いと選択が難しいという難点もあるが(笑)、知的好奇心を満たしてくれること間違いなしだろう。