A Taste of Wharton MBA - ウォートン留学記

~商社、NPOからMBAへ。アラサー女子のウォートン留学生活ブログ~

卒業後- アメリカ就職

久々にブログを書きに戻ってきました。

 

ちょうどMBA 1st round出願の選考結果が出始めているタイミングですね。受験アドバイスでコネクトした数名の方から嬉しいお知らせが届き、これから2年間のMBA生活が始まるなんていいなーと思い返していたところでした。

思う通りの結果に至らなかった方も2nd round諦めずに一番良い選択肢が残せるよう最善を尽くせること応援しています。

 

私はというと、、、今年の5月に卒業、その後はアメリカに残り、6月からNew Jerseyにある医療機器の会社で働き始めました。

去年末までは日本での就職先も決まり、帰国予定だったのが春に進路を転換し、アメリカに残る決断に至りました。

現在はNew Yorkに住みながらNew Jerseyに通勤する生活を送っています。

MBA留学が初の長期海外滞在でそれまで留学経験もなかった私がまさかアメリカでフルタイム勤務をするとは、夢には描いてましたが、現実的にはあまり考えられてませんでした。いろいろ事情があり、そして友人の助け、運も重なりこの結果に至ったのですが、今のところとても充実した日々を送っています。

正直、家族も親戚も全くいないアメリカで、学校の友人を除いて一から生活をしていくことは気楽ではないのですが、フルタイムの仕事があるということと、自由と個人の選択を重視するこっちのカルチャーがフィットしているのか、総じて楽しい日々を送っています。

 

職場での6ヶ月は暗中模索でした。

職場には日本人はほとんどおらず、アジア人も少数派の中、言語とコミュニケーションスタイルを読み解くのにエネルギーと時間を要し、

プロジェクトが複雑で理解するという第一歩に至るのも一苦労で、

産休に入る前任者と出張でほとんどオフィスにいない上司とで誰に何を聞けばいいかも手探りで、

でも使えなかったらクビだしな(そこまでラディカルに見てないかもしれないですが)、、、

と思いつつ必死に走ってきた気がします。

 

MBAに続き、これまでの生活で培ったものは、

不確実性とストレスに対する耐性が一番大きいかもしれません笑

 

一方で、それに耐えた時に見える違った景色や周りの態度も一つのモチベーションなのも確かです。

 

日本で働いていた時との違いは、一言でいうとこっちのほうが確実に個人主義です。

それは、チームワークがないという意味ではなく、より高いself awarenessとself managementが求められるということだと今のところ解釈しています。当たり前かもしれませんが、

- I know what I'm doing

- I know what I can do/ cannot do

- I know what I need/don't need

というのは、私ができてた気がして実はできていなかったと最近気づいたことでした。e-mail一つにしてもこれからクリアなのかどうかによって相手の反応も違いますし、その積み重ねが仕事上のコミュニケーションができるできないにつながってきます。

 

言語とこれまでいた文化/国/地域が違うというのは仕事上大きなハンデになりえます。

そいういう意味でも、こっちでどうキャリアを積んでいくかは一つの大きな課題です。

走りながら考えている状態ですが、適宜気づきをシェアしてきます。